もう25年も前のこと。
私が小学校から家に帰ると、なぜか新聞を広げて我が家の台所でくつろいでいたお隣りのSちゃん。
コーヒーを豆から挽き淹れて、なんてことない話をしていると、「修ちゃん来てる?」と、なんとなしにご近所さんが集まって来ていました。
その流れで、皆さんとご飯を一緒に食べることも。

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毎秋、栗の季節になると思い出すご近所の物語。

秋にそんな不思議なSちゃんからお招きいただいた芋炊きは忘れもしません。
芋炊きそのものも美味しかったけれど、私たち小学生が近くの栗畑で栗を拾って来て、
「落ちてたから焼いて☆」とSちゃんに手渡せば、
「栗は落ちて何ぼやけん、人んちの栗拾うなよー」とブゥブゥ言いながら、でもバヂッと栗がいうまで焼いてくれた時のあの面白さと栗の味。

ふふふ~と楽しくて、ほっこり甘い。

「もっと拾って来ていい?」
「だめ」
「えー、美味しいのにぃ」

そんなやり取りで楽しんだことも思い出します。


フェアトレードに関わりながら、コミュニティデザインをやってみようと思ったのは、そんな田舎での経験が私を支えているからです。

いつもワイワイ楽しい。

決して、そんな空気感だけだったとは思いませんが、少なくともそういう思い出が今でも色鮮やかに残っているのは、Sちゃんのおかげだったとも言えます。ほんとありがとう。

そんな感謝の気持ちが自然に湧いてくるのが、秋。

またSちゃんにも、いつか会える日があると信じて。
もう少し、フェアトレードとコミュニティデザイン、続けます。

先日、逗子フェアトレードタウンの会が主催したカッピングイベントでお手伝いさせていただきました。
イベント後、参加して下さっていた一人の学生さんが近づいてきて、「私、東ティモールに興味があるんです。今度の春、現地に行くんですよ~とっても楽しみです」と声をかけてくださいました。

東ティモールネタで声をかけてくださった学生さんは初めてだったので、とっても嬉しかったです。
私も学生の時は、こんな感じだったのかな。

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カッピングの様子
東ティモールに対する思い、初めて現地に降り立った時、サンタクルスに連れて行ってもらった時のポカンとした感情、コーヒー生産者のあたたかい歓迎、紛争復興にかけるNPOスタッフの思いと現実…。

一つひとつ色んなことを思い出しながら、逗子におけるフェアトレードタウン活動に関わってきた私の駒を、一歩前に進ませることができたことを感じ取りました。
このような機会を与えて下さったFTTZの皆さまとパルシックに感謝。

今後のことは分かりません。
でもやっぱり、できる限りは東ティモールを思いながら生活していきたい。
そんなことを思いつつ。

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東ティモール産のコーヒーの生豆が入っていた麻袋

逗子フェアトレードタウンの会が主催した「逗子フェアトレードタウン映画祭2014」。
私も友達と一緒に、会場となったシネマ・アミーゴに出掛けました。
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シネマ・アミーゴの玄関先
何本か見たうちのひとつ、『ローザの旅』は、東ティモールに生きるローザという一人の女性を、2006年の争乱期を中心に追いかけたドキュメンタリーでした。
あの時ティモールで何が起こったのかということを私に思い起こさせるだけではなく、その出来事がどのように一人の市民に影響を与えていたのかという一つの状況を示していました。

それが私にとっては衝撃を覚えるものでした。
2006年の出来事は知っていたはずなのに、市民レベルに落とし込んだ見方をすると、まったく違う世界がみえてきたからです。
どこで何が起こったという情報にプラスして、人々の感情や生き様が見えて初めて世界が色を取り戻すのならば、人々を抜きにした議論はあまりに危険で、ただの情報処理ゲームに陥ってしまうのではないかと感じています。

そして、自分は知った上でどうするのか?という答えに生きる在り方をもう一度問い直したい。そう感じさせられた作品でした。
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また、感じたことや考えたことをシェアできる人が周りにいてくれるという環境は、言葉にあらわせないほどの喜びを与えられるものです。
映画上映後にご来館くださっていた方や友達、そして仲間と共に尽きぬ未来への話にわいたあの空間と時間は、まるで星ふるような美しさの中に身を委ねているようでした。

たくさんの感謝を、この映画祭に関わって下さったすべての皆さまに。
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私も所属している逗子フェアトレードタウンの会が主催する「逗子フェアトレードタウン映画祭2014」のチラシを、作らせていただきました。
このような機会を与えて下さったことを嬉しく思っています。

因みに、個人的な映画祭のオススメ作品は『カンタ!ティモール』。
実際、国際協力端じゃない方が観ても、「感動した~」と言ってくださる声が多いので、東ティモールが大好きな私としては、ぜひ一度観てほしいと思っている一本です。

6/29(日)の初日には、NPO法人パルシックの井上礼子代表理事が、ティモールについてお話くださいます。現地の生の声はなかなか聞く機会がありませんので、ぜひいらしてください^^
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帰り道。
これまでの事を思い出しながら、もう綴るしかなかった出来事を仲間が受け入れてくれて、しかも励ましてくれて、歌まで記してくれちゃって。

嬉しいような、恥ずかしいような。
猛烈にワケの分からない気持ちが溢れてきて、涙があふれてあふれて止まりませんでした。

この関係性に、「ありがとう」。
そう思って電車から降りたら、お相撲さんの消しゴムを発見。
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お相撲さんは、いつも一人でたたかってるんだよなぁと思ったら、なんだかとってもすごい存在に思えてきました。
でも、今日の私は一人でたたかなわなくてもいいことを教えてもらったんだから、それはそれでけっこうすごい日。

だから今日は脱・お相撲さんの日。