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野遊び弁当

愛媛県松山市から、快速電車に揺られること約30分で「内子」という町に着きます。
和紙や和蝋燭が有名で、古くからその技法が守られてきました。
古い街並みが保存され、内子の町を歩いているだけで、なんだかタイムスリップしたような気持ちになります。

上の写真は、下芳我邸でいただいた「野遊び弁当」。
地産地消と表現せずに、「野遊び」という言葉がのびやかで新鮮でした。

地元の食材を使い、飾るお花も野草を摘んでくるのだとか。
どうしても摘むことができない時だけ、スタッフのお庭に咲いた花を持参するそうです。

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お庭を眺めながら食べることができます

内子の町づくりは住民が主体となり、行政や関係団体がバックアップするという方法によって街並みを保存しているることが特徴的です。

観光客が来れば、家の前にゴミが棄てられたり、住民のプライバシーが侵害される可能性が想像される他、家の一部を修理するにも町の許可が必要になるなどの、ちょっとしためんどくささも発生するかもしれません。

そんな不安や課題を解消するための、内子ならではの工夫がありました。

保存地区住民が中心となって、「保存会」を組織しており、同会が、街並み保存に関わるイベントを企画する他、一人ひとりと対話することで住民が抱えている課題や不安を把握し、行政や関係団体と協同で解決方法を検討したり、改善策を実施しているそうです。

このようなきめ細やかな保存会の働きに加え、行政もそれに応える形で外観保存のための経費を補助しています。


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内子の街並み

見知らぬ私にも、道端でアイスクリームを食べている小学生が「こんにちは」と挨拶をしてくれたり、縁側にて将棋を楽しむおじいさんが、ニコッと笑いかけて下さった他、突然「内子の町おこしについて知りたい」という希望にアレコレと資料をそろえて下さったり、町の情報を教えてくださった町の皆様に心から感謝です。

ありがとうございました。
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古い街並みに映える金魚。