出来ない理由を見つけてきて、決定を先延ばしする。
結果、何も生まれない。

または、よく分からないネーミングのワーキンググループを立ち上げて、
「来年の為に、1年かけて計画をみんなで練ろう」とか提案される。
結果、来年のニーズには合わない。

そんなやりとりや現実にストレスを感じることはありませんか。
昭和的過ぎて無理。って。


ミーティングなどで相当盛り上がって「やろ~♪」と決定したことに対して、
「なんとなく不安だ」とかいう理由で足を取られることほど、テンションがだだ下がることはありません。

だって、最初の一歩は、誰だって何だって怖い。
そういうものだから。

あえてそこで、「不安だ」、「炎上するんじゃないか」、「そもそももう間に合わないだろ?」、「誰が運営するんだ?」とか言われてもね・・・。

初めの一歩を前に出すことで、
具体的なプランがより明確化され、実現に向けたトライ&エラーを繰り返すことが出来ると感じています。

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・・・。

例えば、海外旅行。

日頃から、どこかに出かけたいと考えていても、航空券を取得しなければ事は始まりません。
事実、『15少年漂流記』に憧れて、
「いつか絶対、ニュージーランドで南十字星を見るんだ」と10歳の時から言っていますが、実現していません。
ニュージランド行きの航空券、ないしはツアーリストを検索すらしていないからです。(笑)


どこの国や地域の旅行でも、航空券を購入すれば、「海外旅行に行くんだ♪」とワクワクが溢れ始めます。
現地情報のほとんどは、ネットで収集すると分かっていても、お守りのように「地球の迷い方」、
失礼、
『地球の歩き方』を購入し、
泊れない高級ホテルに「素敵ね」と思いを馳せてみたり、
買いもしないお土産のページのページを見て「可愛い」と心浮き立つからこそ、旅への憧れを具体的な形にできるのではないかと。

そして結局、現地では自分の足で歩いて出会ったお店や人に影響され、そこに時間とお金を費やします。

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昨年訪れたシンガポールにて(古い建物)
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昨年訪れたシンガポールにて(新しい建築物)
やみくもに、思いついたらとっととやれと言っているのではないです。
トラベルはトラブルを語源としているという一説があるくらい、海外旅行にリスクは常につきものなので、危険情報が出ている時にその場をイケイケドンドンで訪れるようなことはしません。

だけど、「思い」や「願い」の類は、鮮度が落ちると、「行動」に移しづらくなります。
読もうと思っていた本、食べようと思っていた納豆、やろうと思っていたトレーニングマシーンなど、「いつか」とか「明日から」とかいう言葉のマジックで、すでに風景と化し、部屋のどこかに転がっていたり、冷蔵庫で賞味期限を切らしてしまっていることはないでしょうか。

しようと思っていたことすら忘れてしまう、人の飽きっぽさ。
先日、日立主催のイベントで、ノーベル経済学賞を受賞したリチャード・セイラーさんのお話(行動経済学)を伺うことがありました。

その中で、「楽しさが人の行動を変えることがある」という一つの事例が紹介されたのですが、仕事や何かの作業も同じなのではないかと思います。
その一歩が踏み出せない時に、私が楽しいと思える仕組みを自ら作る工夫をすることで、思いもよらない出会いや発見が、私自身に喜びを与え、継続するエネルギーを生み出していくと信じています。

「やればできる子」は、「やらなくても出来る子」と「出来ないけどやる子」に、いつも負けている。

どこかで見たフレーズ。
心に突き刺さります。
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追記:

行動にすべて移すことが善だとも思っていません。
思いを温めることで成就していくこともあるからです。

あくまで、前に進もうとしている時に、ブレーキを自ら踏まない為に、
「思考が先か」、「行動が先か」という視点で書きました。